一度訪れたサイトの広告が、どのサイトを訪れても表示され続けているという体験をされている方は多いでしょう。

これは、一度特定のサイトを訪問したユーザーを見込み客と判断して追跡し、そのサイトに関連する広告を表示し続けるリマーケティング広告あるいはサイトリターゲティング広告と呼ばれる広告が表示されているのです。

これは、一度でもそのサイトを訪問したユーザーは、そのサイトで紹介している商品やサービスに関心が高い可能性があるため、そのサイトを離脱した後も再び広告を見れば再訪あるいは購入を促せるという考えに基づいた広告手法です。

その高いコンバージョン率から注目されているリマーケティング広告(サイトリターゲティング広告)について紹介します。

「リマーケティング広告」と「サイトリターゲティング広告」


「リマーケティング広告」と「サイトリターゲティング広告」は、実はほぼ同じ広告手法のことで、提供元がGoogleかYahoo!かの違いです。

つまり機能的には同じ広告をGoogle AdWordsでは「リマーケティング広告」と呼び、Yahoo!プロモーション広告では「サイトリターゲティング広告」と呼んでいるということです。

リマーケティング広告とサイトリターゲティング広告はともにディスプレイ広告の一種ですが、サイトの内容だけではなく、ユーザーの行動に合わせた広告を配信するところに特徴があります。

また、リマーケティング広告とサイトリターゲティング広告は同様の機能を持ちますが、配信先は異なります。

リマーケティング広告はGoogleが有するYouTubeやGmailの他、Google AdSenseが貼られたサイト、そしてGoogleの提携先サイトに配信されます。

一方、サイトリターゲティング広告はYahoo! Japan内のYahoo!ニュースやYahoo!天気、ヤフオクとYahooと提携しているNAVERなどが配信先になります。

ただ、これ以降は煩雑さを避けるために、リマーケティング広告に呼び方を統一します。

リマーケティング広告とはどのような広告か


リマーケティング広告とは、特定のサイトを訪問したユーザーが何らかの理由で離脱した場合に、そのユーザーを見込み客であると判断して追跡して広告を表示し続ける広告手法です。

これはリアルな店舗でも起きることですが、消費者がある商品を購入しようとした場合、最初に訪れた店舗でいきなり購入するとは限らないという消費者行動に基づいたマーケティング手法です。

消費者が最初の店舗で購入しないのは、本当に必要なのか、本当に欲しいのか確信を持てずにいたり、もっと良い製品が安く売られている店があるのではないか、と情報の不足を疑っていたりするためです。

これはネット上でのユーザーにも当てはまる行動で、最初に訪問したサイトで販売されていた商品に興味を持っていても、とりあえず他のサイトを見てから決めようとか、まだ慌てて購入する必要はないなどと判断して離脱している可能性があります。

そこで、この離脱したユーザーを追跡して、サイトへの再訪や商品の購入を促し続ける広告が有効になるのです。

リマーケティング広告の仕組み


それではリマーケティング広告はどのようにして実現されているのでしょうか。

リマーケティング広告は、ユーザーが訪れたサイトにリマーケティング広告用のタグを設置することで実現しています

このタグが設置されたサイトを訪れたユーザーからCookieが取得され、広告を配信するサーバーに蓄積されます。

Cookieを取得されたユーザーが訪れた別のサイトに、同じ配信元から広告を掲載できる広告枠があれば、特定のサイトから離脱したユーザーであることを検知してリマーケティング広告を配信します。

リマーケティング広告で設定できること


リマーケティング広告では、永遠にユーザーを追跡するわけではありません。ユーザーに嫌悪されない程度の期間を考慮すべきですし、また、商品ごとに購入の検討期間も異なります。

たとえば暖房器具であれば寒さが厳しくなる前に購入を決めるかもしれませんが、大型テレビは今使っているテレビが壊れてから購入しようと考えているかもしれません。

リマーケティング広告では、これらの商品の性質に合わせて、最初のサイト訪問後1週間だけ追跡することや、数ヶ月間追跡することを設定できます。

また、期間の引き算もできますので、たとえばある化粧品を購入した顧客に、その化粧品を使い切る頃に再び広告を見せるという設定もできます。

たとえばその化粧品が1ヶ月後には使い切ると見込めれば、サイトを訪問して購入したときから20日後から1週間だけ広告を表示するといった設定も可能です。

次に、リマーケティング広告では、ユーザーの性質に合わせて広告を配信できます。

たとえばあるサイトを訪問したユーザーたちの内、商品を購入した人以外にリマーケティング広告を表示することが可能です。

また、訪れたページにより表示し続ける広告の商品を分けるという設定もできます。

工夫次第で強力なツールに


リマーケティング広告はGoogleとYahoo!だけが持っている機能ではありません。他のプラットフォームやFacebookのようなSNSにも用意されていますので、既に実施している広告との連携を考慮して選ぶと良いでしょう。

また、リマーケティング広告にはここで紹介した使い方以外の工夫も可能ですし、新しい機能も搭載されてくるでしょう。

商品の特性を考慮し、ユーザーに不快感を与えないことも配慮して使えば、リマーケティング広告は強力なマーケティングツールとなります。

コンバージョン率を上げるためにも、リマーケティング広告を検討されてはいかがでしょうか。

RECRUIT

インフォメーションでは、新卒/既卒とわず、
通年で人材を募集しております。

CONTACT

営業時間:平日 10:00 〜 19:00 
お電話はこちら:03-4455-9006